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【クロゴキブリ】と【チャバネゴキブリ】の特徴の違い

一括りに『ゴキブリ』と言っても、その種類は日本国内だけでも約50種類確認されています

その中でも屋内に侵入してよく発見される『ゴキブリ』は

  • クロゴキブリ
  • チャバネゴキブリ

今回はこの代表的な2種類のゴキブリの特徴を解説していきたいと思います。

それぞれに違った特徴があり、駆除の方法も違ってきます。

ゴキブリの駆除や対策を考えている方はまず特徴を知っておくと、より効果的に行えると思います。

Contents

基本的な生態の違い

まずは基本的な生態の違いを見てみましょう。

クロゴキブリチャバネゴキブリ
成虫の大きさ3cm〜4cm1cm〜1.5cm
成虫の体色黒褐色赤褐色
1回の産卵数15〜30個30〜40個
成虫までの期間約9ヶ月前後約3ヶ月前後
行動範囲広い狭い
巣の場所屋外が多い屋内が多い

クロゴキブリの幼虫が大きさと体色ともにチャバネゴキブリの成虫に似ている事から、一般の方だとチャバネゴキブリの発生と勘違いしやすいです。

それではより細かく特徴と対策方法の違いを解説していきます。

クロゴキブリの特徴 対策は侵入を防ぐこと

クロゴキブリは寒さに強く、下水道など屋外を巣の場所とする事が多いです。

そして成虫のオスは行動範囲が広く1日に20〜30mくらい移動します。

一般家庭で発生するゴキブリのほとんどはこのクロゴキブリで、外からの侵入の原因が多いです。

なのでクロゴキブリに対しての対策は巣の根絶を考えるのではなく、外からの侵入をいかに防ぐかが重要になってきます。

家の中に殺虫剤を充満させる空間噴霧などの対策ではなく、侵入される可能性が高い場所を塞ぐ事や、玄関、ベランダ、窓などに忌避剤(ゴキブリが嫌がる成分)を撒くなどの対策が効果的です。

空間噴霧についてはこちら

しかし、幼虫を発見した場合は注意が必要です。

幼虫の場合は成虫と違い行動範囲が一気に狭くなるため、発見した場所の近くに巣がある可能性が非常に高くなります。

その場合はその場所の近くの環境改善とベイト剤(毒餌)の設置などで巣の根絶を目指した対策が必要になってきます。

チャバネゴキブリの特徴 対策は巣の根絶

逆にチャバネゴキブリは寒さに弱く、屋内(特に飲食店など)の冷蔵庫の裏など常に暖かい場所を巣とすることが多いです。

そして行動範囲が狭く、一番行動するオスの成虫でも巣から半径5mほどしか離れません。

なのでチャバネゴキブリを発見した場合は、その場所の近くに巣がある事がほとんどです。

まずは巣の場所を特定して、その付近の環境改善とベイト剤の設置などで巣の根絶を目指す事が一番効果的です。

巣の場所を特定せず、闇雲に殺虫剤や忌避剤を撒いても、近くの環境が良い場所に変えて発生してしまう可能性が非常に高いです。

また、チャバネゴキブリは繁殖のスピードも非常に早く、放置すると色々な場所が巣となり、大量発生してしまいます。

よく『ゴキブリは1匹発見したら100匹いる』と言われていますが、チャバネゴキブリの場合は本当に100匹以上いる可能性は高いです。

1匹でも発見した場合は早急な対策が必要になってきます。

【まとめ】クロゴキブリとチャバネゴキブリ 特徴と対策の違い

以上のように同じ『ゴキブリ』でも種類や状況によって対策が違ってきます。

  • クロゴキブリは侵入させない対策が効果的
  • チャバネゴキブリは巣の根絶が効果的

なのでゴキブリの対策は、発見した場所やゴキブリの種類が重要になってきます。

間違った対策してしまうと、コストが余計にかかってしまったり、健康被害のリスクが高くなってしまいます。

もしゴキブリ対策に対してのお悩みやご不安な点がございましたら、お気軽に『駆除ラボ』へお問い合わせください。

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私たちもかなり勉強させてもらっているサイトです。

サイト名:ゴキラボ
キャッチフレーズ:ゴキブリは2度と見たくない!専門家監修のゴキブリ対策「ゴキラボ」
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