ブログ

【蜂駆除】スズメバチの種類と特徴

日本国内のスズメバチの種類は17種類と言われています。

同じスズメバチでも危険性や毒性、巣を作りやすい場所にそれぞれ特徴があります。

蜂駆除を業者にお願いする事になった場合、その種類によって費用が変わってくるケースがあります。

その場合、何故その費用がかかるのか、本当にその種類なのかをお客様ご自身で知っておいた方が納得して依頼する事が出来ると思います。

なので今回はスズメバチの中でも依頼が多い種類の特徴を紹介していきたいと思います。

Contents

もっとも依頼が多い【コガタスズメバチ】

スズメバチ駆除の依頼の中で約半数をしめるのがコガタスズメバチです。

「コガタ」と言っても他のスズメバチより極端に小さい訳ではなく、働き蜂で2cm〜2.5cmほどの大きさです。

オオスズメバチと姿形が似ていて、オオスズメバチよりは小さいという事でこの名前になったと言われています。

巣の大きさは全盛期でもバレーボールくらいで、攻撃性も他のスズメバチと比べると比較的おとなしい部類です。

しかし、あくまで他のスズメバチと比べてなので、巣を刺激してしまうとすぐに攻撃してきます。

巣を作りやすい場所としては、植栽の中や軒下で巣の形が確認できる場所がほとんどです。

巣の表面には蜂がいない事が多く、入り口の穴から蜂が覗いている状態が多いです。

被害例としては

  • 植栽の中にあるのを気付かず剪定中に刺されてしまった
  • 表面に蜂がいなかったから空の巣だと思って触ったら刺されてしまった

などが多いです。

駆除の作業的には他のスズメバチと比べてそれほど難しい部類ではないので、かなりの高所など特殊な作業がない限り、安価で済む業者が多いです。

数が多く攻撃性が高い【キイロスズメバチ】

スズメバチの種類の中では体が小さい方ですが、オオスズメバチの次に攻撃性が高いのがキイロスズメバチです。

他のスズメバチと比べて黄色の部分が多く、飛んでいる時はほぼ黄色に見えるので区別がしやすいです。

巣の大きさもシーズン中はどんどん大きくなり、10月頃には1mを超える巣も存在し、数にすると1,000匹を超えるケースもあります。

攻撃性はオオスズメバチの次にと言いましたが、巣にある程度近づくだけで攻撃してくる事があるくらい、攻撃性が高い種類です。

巣を作りやすい場所としては、最初のうちは閉鎖的(屋根裏、床下、木の空洞など)な場所を好んで作り、巣が大きくなり手狭になってくると軒下などの開けた場所に引っ越しを行います。

その為、巣が小さい時は全く気付かず、大きくなってから発見されるのがほとんどです。

発見される頃には数が多く、屋根裏での駆除作業などが多いため費用が高くなるケースや駆除作業を断る業者も少なくありません。

依頼の件数はコガタスズメバチに次に多い種類です。

攻撃性 毒性ともに最強【オオスズメバチ】

スズメバチの種類の中では最も攻撃性が高く、他のスズメバチは威嚇してからの攻撃に対して、オオスズメバチは少しでも危険とみなすと威嚇せずに攻撃してきます。

針の長さも大きい個体だと7mm近くあり、防護服の上からでも刺さります

巣の大きさもキイロスズメバチと同様にシーズン中はどんどん大きくなり、最盛期には1,000匹を超えるケースもあります。

巣を作りやすい場所としては、土中や木の下の空洞などがほとんどで、まれに住宅の床下などに作られるケースもあります。

基本的に低い位置に作る事が多く、そのほとんどが外から巣の形が見えないため、知らずに近づいて刺されてしまったというケースが多いです。

非常に危険な種類で、木を切って巣を取り出すなどの特殊な作業になる為、費用が高くなるケースや駆除作業を断る業者が多いです。

体は大きいが温厚な【ヒメスズメバチ】

スズメバチの種類の中ではオオスズメバチの次に体が大きいのがヒメスズメバチ。

飛んでる姿を見ると大きくて脅威を感じますが、攻撃性はスズメバチの中で最も低くとても温厚です。

手で振り払ったり、巣を直接刺激しない限りはいきなり攻撃してくる事はありません。

アシナガバチを餌としているため、活動時期は他のスズメバチと比べて短く、巣の大きさもそんなに大きくなりません。

巣を作りやすい場所としては、閉鎖的(屋根裏、床下、木の空洞など)な場所を好んで作り、数も少なく発見される事は少ないです。

駆除は比較的難しい種類ではないので、特殊な作業がなければ比較的安価で済む業者が多いです。

夜も活動する【モンスズメバチ】

ほとんどのスズメバチは夕方に活動をやめるのに対して、モンスズメバチは夜でも活動する種類です。

攻撃性はこの種類の中だとキイロスズメバチに次いで高く、警戒網に入ってしまった場合は、巣を直接刺激しなくて攻撃してきます。

巣を作りやすい場所としてはキイロスズメバチと似ていて、最初のうちは最初のうちは閉鎖的(屋根裏、床下、木の空洞など)な場所を好んで作り、巣が大きくなり手狭になってくると軒下などの開けた場所に引っ越しを行います。

駆除作業もキイロスズメバチと同様、発見される頃には巣が大きくなってしまっているケースが多いため、少し費用が高めになる傾向があります。

【まとめ】スズメバチの種類と特徴

攻撃性巣の大きさ巣の場所駆除費用の傾向
コガタスズメバチ植栽 軒下などわりかし安い
キイロスズメバチ最大閉鎖的な所から開けた場所高くなる
オオスズメバチ最強最大土の中、木の下空洞など高くなる
ヒメスズメバチ最弱最小閉鎖的な所わりかし安い
モンスズメバチ閉鎖的な所から開けた場所少し高め

以上が依頼されやすいスズメバチの種類の特徴となります。

飛んでる蜂を見て種類を判断するのは、慣れていない方だと非常に難しいと思います。

なので作られた場所や大きさなどを参考にするといいと思います。

もし判断が難しいようであれば無闇に自力駆除をせず、一度業者に見てもらった方が安全です。

特にオオスズメバチやキイロスズメバチなどの駆除は防護服を着てても非常に危険な作業になります。

私たち『駆除ラボ』は蜂駆除の活動も行っていますので、何かお困り事がございましたらお気軽にご連絡ください。

お問い合わせこちら または下のLINEボタンから

害虫駆除チャンネルはこちら

Instagramはこちら

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. 2022年 1月 13日
ページ上部へ戻る