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12.232021
【ゴキブリ対策】バルサン(空間噴霧)は効果があるのか?
こんにちわー
今回はゴキブリ対策でよく使われる空間噴霧(空間に殺虫剤を充満させる)、市販のものだと煙を充満させる対策について効果があるのかどうかを解説していきたいと思います。
- これからご自身でゴキブリ対策をしたいと思っている方
- ゴキブリ対策で業者探しをしている方
などが参考にしていただければと思います。
Contents
空間噴霧だけの対策では効果がほとんどない
結論から言うと空間噴霧だけでは対策できません。
もちろん全く効果がないという訳ではなく、一時的には発生する可能性を低くは出来ます。
ただしばらくする再発してしまう可能性が非常に高いので、長期的に見ると効果はほとんどないと言えます。
その理由を順番に説明していきます。
クロゴキブリは屋外に巣を作る可能性が高い
みなさんが知っている代表的なゴキブリの種類は
- クロゴキブリ
- チャバネゴキブリ
ではないでしょうか?
その中でも一般家庭でよく発生するのは『クロゴキブリ』の方です。
クロゴキブリは寒さに強く、屋外に巣を作る事がほとんどで、家の中に巣があったとしても床下や屋根裏など生活空間ではない場所の可能性が高いです。
なので生活空間に殺虫剤を充満させても、たまたまその場に隠れていたゴキブリは倒せたとしても根本的な解決にはならないです。
成虫を倒せても卵に効かない
でも床下や屋根裏、もしくは生活空間に巣がない可能性も0ではないから、床下や屋根裏も含めて空間噴霧すれば効果はあるんじゃないのか?と思うかもしれません。
もちろん全く効果がない訳ではありませんが、これも長期的な目線で考えると効果がほとんどないと言えます。
なぜかと言うとゴキブリの卵には殺虫剤が効きません。
ゴキブリの卵は『卵鞘』(らんしょう)と言って何個かの卵が殻で守られている状態です。
なので卵を抱えている成虫を倒せたとしても、『卵鞘』は残りしばらくすると幼虫が生まれ、成虫となり再発してしまうと言う流れです。
健康被害のリスクを考慮する
では定期的に空間噴霧すれば効果はあるんじゃないのか?
確かに短い期間で定期的に空間噴霧を続ければ、かなりの効果が出ると思います。
しかし、そのやり方はオススメ出来ません。
まず、床下から屋根裏までの空間噴霧を業者に定期的に頼むとなるとかなり高額なってしまう可能性が非常に高いです。
自分でやるとしても、時間と労力がかなり負担になってしまいます。
そして何より生活空間全体に殺虫剤を充満させるということは健康被害のリスクがかなり高くなってしまいます。
いくら人体に影響がないと言われている殺虫剤でも定期的に行われればリスクは必ずあります。
特に体が小さいペットやお子さんがいる家庭では絶対おすすめしません。
【まとめ】殺虫剤ではゴキブリ対策は難しい
- 一般家庭で発生するクロゴキブリの巣は屋外にある可能性が高い
- 殺虫剤では成虫は倒せても卵までは倒せない
- 何より健康被害のリスクがかなり高い
以上の理由により殺虫剤だけでのゴキブリ対策はかなり難しいと言えます。
もちろん環境によっては空間噴霧という対策を使った方がいい場合もありますが、長期的な対策をする場合は殺虫剤だけに頼るのではなく、定期的な環境改善が必要になってきます。
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コメント
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2022年 1月 06日トラックバック:【クロゴキブリ】と【チャバネゴキブリ】の特徴の違い | 駆除ラボ
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2022年 1月 16日
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2022年 2月 10日トラックバック:【ゴキブリ対策】市販の駆除グッズの使い方 | 駆除ラボ
Great content! Keep up the good work!